京都大学の授業の受け方と意義について

3. 京大生の日常生活

こんにちは、京大生ゆーはです。

大学4回生になり就活も終わり、単位も取りきった私ですが、大学の講義にはちょこちょこ顔を出しています。

そんな私が大学の授業を有意義に過ごす方法について書こうと思います。

こんな人に読んで欲しい

もしこのようなニーズがあるならば、有益なことを得られる文章にしています。

・大学の授業にあまり価値を感じていない人 ひいては大学生活に対して疑問や迷いがある人

・大学在学中(or入学予定)で学校生活を充実させたい

・京都大学の授業の実態を知りたい人

・効率的に単位を取りたい人

大学の授業は意味無いのか?

大学の授業は退屈だという人が多いですが、果たして意味無いのでしょうか?真面目に受けて受け損になるのでしょうか?

結論としては、意味があると言えるかどうかはあなたがどんな大学生活、ひいては人生を過ごしたいかによって答えが変わってきます。

実際に京大でも「ピ逃げ」と言ってカードリーダーに生徒証をかざして、授業も受けずにどこかへ行ってしまう学生は、授業によっては一定数居ます。

退屈な時間を90分過ごすよりも、外で友達と遊んだり部活・サークル活動に行ったりした方が楽しいと思ったことくらい私もあります。大学の単位を取り卒業するだけであれば、授業にあまり行かなくても実力があれば京都大学の授業の場合(学部にもよるが)なんとかなる場合も多いからです。

授業を受けるのであれば、単に受けるのでは無くどのような目的を持って臨むのか、少しでも有益で興味深い内容を教授から吸収できるかを意識することができれば、非常に集中でき充実した時間を過ごすことができます(月並みですが)。

京都大学の授業の私の受け方

おすすめかは分かりませんが、私がどのように受けているか紹介します。実際、1~2回生の頃は「いかに出席をせず効率よく単位を取れるか」ばかり考えていました。(実際の授業スケジュール)

現在の基本的な受け方は、授業の大枠(15回の授業全体でのテーマと当日のテーマ)を把握しつつ、片耳で授業を聞きます。そして、その授業に関連するテキストorネットの記事や解説を拾いながら、自分で勉強できるセットを用意しておきます。私は大体は購入を指定されたテキストを読み込み、OneNoteに文字でまとめるようにしていました。

面白くない内容であれば、テキストの読み込み(内職)7割といったところです。面白いエピソードや教授の実際の経験談(結構すごい人が多いので、学問の最先端の発表の場でのエピソードなど)を拾っていき、吸収します(これもOneNoteにメモしていきます、テスト前に役立つことも多い)。授業によっては内職に全く手をつける必要が無い時もあります(そういう風にさせてくれる教授に感謝)。

ここでのポイントは全く関係のない内職はやらないようにするということです。

授業での講義内容や関連する内容をテキストでも読み込むことによって結果としてテストやレポートでも大枠を抑えているのでしっかり点を取ることができ、自分の興味も広がり無駄な時間を過ごす必要はなくなるわけです。

わたしの経済学部ですが、一般教養・専門授業関わらずどの分野もある程度専門性があります。今すぐにその分野には深入りしなくとも、積極的に学ぶ姿勢を授業の中で持つことができれば、将来に興味がわいた時や勉強する必要が出てきたときに、得ていた知識が切り口となってとても学びやすくなるんです!!

わたしは簿記やExcelBVAにおいて感じたのですが、数年後に本格的に勉強しなければいけないときの、とっつきやすさが全然違いました。

とはいえ私はやる気が出ないときもあったので、真面目に出席する友達を作り(知り合いいなかったら、授業の3~4回目あたりに1人か2人組みに声掛けます笑)、一緒に授業受けるようにしてました。

賢い友達の成績(GPA)を見てみると、驚くほどいい点数を軒並み取っているんです(2年半で4年間の単位を取り切る人も)。こういった人たちに助けてもらわない手はないです。

やはり授業以外の時間を増やすことを考えても、真面目に授業に出席することがいいかもしれませんね

大学の授業のあるべき姿

私の大学の授業への考えとしては、

「教授が生徒に興味を持って聞いてほしいと思うなら、聞いてもらえるような興味深い話や大学生に身近に感じさせるように工夫すべきである。」

「生徒は話を聞かせてもらったり討論したりする場を最大限活用して学びにつなげていくべき(結果として単位も取れる)」

といったもので、双方の努力がなされることでとても有意義な時間になると考えています。これはあくまで理想ではあるのですが、京大には実際にこういった授業は結構多くて、京都大学に来てよかったなと思わされました

一方で教授が研究の合間に手抜きな授業をして、全く興味を持てないこともたくさんあったので、これはこれで内職の時間として活用させてもらいました。

まとめ

大学の授業に参加しない人の、代わりにやっていることなんて正直大したことのない、いつでもできることばかりです。私の周りでも一番良くて、長期インターンシップや旅行(ヒッチハイクや長期放浪の旅など)でしたが、これらも別に長期休みや授業のない日に行うことは十分にできます。

あとからテスト前の勉強がしんどくなったり、単位がギリギリになったりするのであれば真面目に授業に出席して、課題や復習も授業内に終わらすくらいの勢いで授業の時間を有効に活用してみるのはどうでしょうか。それが結果的に将来学ぶ機会があった時の取り組みやすさに聞いてきますし、自身の集中力や効率性も養うことができます。

大学生の醍醐味は大学の授業だけではない、だからこそ敢えて授業の時間を真剣に自己研鑽に励むことができれば、その人は授業以外も充実させられるような気がします。

この記事が同世代の方たちの有意義な人生に貢献できたら幸いです!

Thanks for reading!!

京大生ゆーは
この記事を書いた人
京大生ゆーは

ゆーは 23歳 2000.9.30

仮面浪人を経て京都大学に入学
これまで部活・受験などの分かりやすい目標があり走り抜けてきたが、大学生になりありきたりな生活の意味を感じられず苦しむ。人生の意義についてどれだけ一般の価値観と齟齬が生まれようとも突き詰めたい、哲学的に考えるだけでなく実践・体現したいという想いから「積極的な人生を選択するための整理」としてブログを開始。
自分の課題解決のためという記事が多いが、ここから何かしら読者にインスピレーションを与えられるような内容があれば、探究者冥利に尽きる。

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